大人の恋のテクニック~ため口が効果を発揮するタイミングを読む力~



テレビ番組をつくる側のお仕事に仲間入りさせていただいたばかりの頃、某恋愛バラエティ系番組の会議で、男性が女性から言われると「ちょっとドキッとするセリフ」とやらを決めるべく、スタッフが口々に思い思いのセリフを挙げていた。

その中でエキゾチックな美女放送作家が――マイフレンド人妻新婚放送作家ではない――「みんなで飲んでるから、ちょっとおいでよー」と女性から電話でため口で誘われるのはどうですか? と言った。

そうしたらその場にいた10~2名くらいの男性陣から「うぉおおおおおー」と妙な唸り声が上がった。その反応はもちろん「ええやん、ええやん、ええやんか」という意味。

  • 効果的にため口を使うと、効果は3倍に。
  • ため口が効果をこれ以上なく発揮するタイミングを読む力は重要。
  • 丁寧ばかりじゃつまらなく、くだけてばかりじゃ緊張感もなく。メリハリが肝心。


――恋活の明暗を分けるコミュニケーションにおいて、上記3点はわざわざ書くのが恥ずかしくなるほど巷で認知されていることなんだけれど「ちょっとおいでよー」が言える女性はそもそも水準以上に「自信あり」「経験あり」だよなーとも思っていた当時。



-記事の途中ですが新作のコマーシャル-




東京で物件を探している。金銭面にこれっぽっちの余裕もないので、探している=ネットでちらちら見ては士気をあげているだけ。


わたし:「ぼちぼち東京で物件探してるんだよねー」
男性A40歳:「えっ、帰られるんですか?」

わたし:「ぼちぼち東京で物件探してるんだよねー」
男性B32歳:「なんで? マジで帰んの? もうちょっとおったらええやん」

わたし:「ぼちぼち東京で物件探してるんだよねー」
男性C31歳:「なんで? なんで探してるん? マジで言うてんの?」


ため口って本気で言われてる気がするぅー(あると思います)


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こ れ か ! あの日の男性陣の「うぉおおおおおー」という唸り声の正体はこの気持ちだったか。今ならわかる。わっかるぅー♡ ←ご機嫌

わたしが東京へ帰ろうが奄美大島に住もうが、こいつらにとっては痛くもかゆくも惜しくも寂しくもなんともない度10000%。んなことは百も承知である。

「こんにちは」「涼しくなってきましたね」「もう秋だねー」という会話と同じくらい意味もなければ気持ちも入っていない、ただの『リズムのある会話』

ただの『反射のある会話』。相手の言ったことに対して
小気味よく返した/反射的に返してしまっただけのテンポとリズムのいい社交辞令である。これを言葉のままに本気に受け取るのはあまりに恥ずかしく情けない。だがしかーし! 

>もうちょっとおったらええやん
しびれるわ。

>なんで? なんで探してるん? 
しびれるわ。

>帰られるんですか?
こういう時の丁寧って社交辞令っぽさしか感じないよね。本音はどうあれさ。


驚き。喜び。感激。などなど心の飛び跳ね具合は丁寧な言葉よりもため口の方が、絶対にぜーったいにダイレクトに伝わるし、『本気っぽく』感じる、感じさせられる。男性BとCは普段はわりと敬語で話してくれるから余計に、よかった。しびれた。いやぁ、よかった。

💚本日の一曲: EXILE 第一章スペシャルメドレー with SHUN様(清木場俊介さん)




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